SUGAMECクイックシフターは、シフト操作の感度と感触を調整可能にしただけでなく、過酷なロードレースでの利用にも耐える性能と品質を目指しています。 一方で旧車を含めた既存車用に、オートシフトシステムを開発しています。 ロングツーリング時の疲労を軽減し、安全で快適な装置の実現に向けて、SUGAMECクイックシフターは日々進化していきます。
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<SUGAMECのこれから>
約30年ものサラリーマン生活で、この事業のスタートが遅れてしまいました。しかし自動車のクラッチ操作を自動化する技術開発に従事してきたことで、この事業に辿り着いたのかもしれません。トラックの油圧制御装置やセンサー、そして二輪車のセンサーを開発し続けて、最後に出逢ったクイックシフターが今の事業の創出に繋がっています。
サラリーマン時代は、国内二輪メーカー各社とのクイックシフトセンサーの商談を幾度も重ねましたが、製品コストの競争に敗れ続けました。しかし試作したシフトセンサーを2017年と2018年の8耐に持ち込んだところ、決勝進出車の10%以上で採用していただきました。その全てが製品のトラブルも無く完走を果たし、SSTクラスでは優勝も果たすことが出来ました。
その翌年からのコロナパンデミックでは、事業を起こしたもののどうにもならず、コツコツと開発作業に集中して現在に至っています。
SUGAMECでは、今後の製品開発に於いて検討しているテーマは以下になります。
①小型ピロジョイント一体型シフトセンサーの製品化(設計は完了しています)
②シフトペダル一体型シフトセンサーの開発(構造原案と試作図面は完了しています)
③センシング性能を向上させる技術開発(現行比10倍以上に精度を向上させて高性能化)
④旧型車を含むキャブ車用制御装置の充実(Taste of Tsukubaへの挑戦)
先にどのテーマを優先するか、一方で新たなテーマが発生するのかを見定めて、検討していきたいと考えています。
トピックス
- 2025年05月、全日本ロードレースST600クラス#11小山選手(CBR600RR)に、初戦から最終戦までレース評価をいただきました
- 2025年05月、全日本ロードレースJP250Nクラス#42中村選手(ZX-25R)に、SUGAMEC初の国内レース優勝をいただきました
- 2023年10月、MOTO RIDERS FESTA 2023 in HAKONEにMotoJP様ブースから出展
- 2023年05月、ZestCoure様イベントにMotoJP様ブースから初出展
- 2023年03月、レース仕様シフトセンサーを、スペインJEGレーシング様にて評価開始
- 2022年12月、株式会社MotoJP様での販売及び取付けチューニングサービスを開始
- 2021年04月、株式会社ピーエムシー様よりZ900RS用の販売を開始
- 2019年04月、SUGAMEC設立